まずレンタルサーバーを借りる前に、自分が使っているプロバイダーがホームページスペースのサービスをしていないか調べてみましょう。
無料で広告のつかないサービスを提供しているかもしれません。
ただしプロバイダの提供するスペースは比較的制限が多いです。
一概には言えませんが、とりあえず作ってみるという感覚ならレンタルサーバーは無料のものもあるので、そちらを借りる方がいいかもしれません。
レンタルサーバーには無料で借りられるものと、有料で借りるものがあります。
無料のサーバーの利点はやはり無料である事!
欠点は、広告が入るのでレイアウトに気をつけなければならない、突然閉鎖されてしまう場合がある、機能が少ない、サーバーが不安定でページを開くのが遅い、などがあげられます。
有料サーバーは上記の欠点は無く、信頼性が違います。(まあ業者によるんですが……^^;)
ただ初めてホームページを作る場合は、やはり無料レンタルサーバーを使う方がいいでしょう。
そして慣れてきて本格的にホームページの運営をしようと思った時に有料サーバーを借りるのを考えるのがいいと思います。
サイトに動的コンテンツであるCGIを使いたい、という言葉が理解できる様になってからといったところでしょうか。
無料サーバーでCGIを使えるとこもありますが、公告の目立たないところって無いんですよね…
サーバーを選ぶ際に気をつけるポイントは、どんなサイトを作りたいかです。
魅せるページを作りたいなら広告は目立たない方がいいでしょうし、素材屋さんのようにホームページスペースをたくさん使いたいのなら容量が多いサーバー、ネットショップで稼ぎたいなら商用利用が可能なところ、自作CGIを使いたいなら使う事を許可されているサーバー、などなど。
使用用途にあわせた比較表をつくってみましたので、参考にしてみてください。
■容量
サーバーにアップロードできるファイルの合計サイズの制限です。
まあ多いに超した事は無いんですが、あんまり気にしなくていい、という意味での注意点です。
素材屋さんとか音楽サイトさん、FLASHサイトさんなどの重いファイルをたくさん使うサイトならともかく、普通は10MBあれば十分事足ります。
気にするべきは容量ではなく転送量です。
■転送量
転送量とはサーバーを見る事によって送出されるデータ量の事です。
簡単に説明すると、サイトの容量が5MBだとして一日に100人のお客さんが来るとすると、1日の転送量は500MB。月計算で15000MB、つまり15GBです。
まあこれは、全てのお客さんが初めてやってきて、全ページをくまなく見た場合なので計算はあってません。
転送量が多くなると、サーバーの利用を断られたり、有料サーバーで初期費用0円でも追加料金が必要になったりする場合がありますので気をつけましょう。
目安としては上の数字、一日500MBくらいあれば一般的なサイトならおおむね大丈夫かな?
無制限と書かれている場合も多いですが、これは「明確に数字は定められていない」という意味で使われていて無尽蔵に使えますという意味ではありません。規約をよく読んでおきましょう。
まあ気にするのは一日に10000hitしてしまうような大きなサイトさんではあります。
最初は特に気にしなくてもいいかもしれません。
■CGI
CGIを使って一歩上のサイトを作ってみたいという方はサーバーでCGIを使えるかチェック。
自作出来る人なんかそうはいませんが、すでに出来上がっている自作CGIを配布しているサイトさんもあります。
掲示板やカウンター、リンク集のサイト等を作りたい場合にはCGIを使えるサーバーの方がいいでしょう。
CGIは設置がちょっと難しいのでこれは中級者向け。
初心者の方で掲示板やカウンターを設置したいのなら、設置まで完了しているものをスペースごと借りれる無料レンタル掲示板などがありますのであまり気にしなくていいでしょう。
■商用利用の可否
比較表では○、△、×にしてますが、これはアフィリエイトに限った見方です。
最近はやりなのでご存知かもしれませんが、アフィリエイトとはサイトに広告を表示して収入を得るプログラムです。
△の意味は、そのレンタルサーバーが提携しているアフィリエイトプログラムしか使えないとか、何らかの制限が設けられている場合に使っています。
これに関わるものだけではありませんが、利用の際は利用の規約をよく読んでください。
■広告
レンタルサーバーでは公告が必ず付きます。
テキストであったり、バナーだったり、ポップアップで公告が出てきたりと形は様々です。
よく公告の無いサイトを見かけますが、あれはほとんどが有料サービスのレンタルサーバーを借りているからです。
ただし、実は無料で広告無しというサービスもあります。
これは会社で経営しているのではなく、貴方のような個人が経営している自宅サーバーと呼ばれるものが多いです。
最近は環境が整ってきている為信頼性も高くなってきてはいますが、個人でやっているサーバーですからサービスなどに限界があります。
20個ほど知ってましたが、11個が現在は休止中です。
もちろん長くやっていてサービスも信頼性も高いサーバーもあります。(追記、8個になりました。)
ただし個人情報を教えなければならなかったり、どんなホームページなのかを審査する様になっていたりして登録がめんどいです。(当選率も低い)
個人でやっていて限りのあるサービスなのでこれは仕方ない、というか当然でしょうね。
赤字経営が当たり前の慈善サービスの様なものですし、サーバーの休止はこころない利用者がクラッシュさせる場合も多いようです。
こちらを選ぶ場合はその点を踏まえて、利用をさせてもらっているという心構えを持っておきましょう。
教えて君は厳禁。自宅サーバーは自己責任という意味と、なんでも自分で出来るという事で上級者の方向け。
以前レンタルサーバーのとこでいくつか紹介してましたが、当サイトは初心者、中級者の方向けなので外しちゃいました。
上級者ならまだまだ初心者の
よりよっぽど詳しいでしょうから…
とりあえずここでは初心者向けの無料レンタルサーバーを紹介しておきます。
初心者向けというところにメールの登録で5分もあればスペースを借りれる無料サーバーを集めましたので、初めてホームページを作る方はまずここで借りてみる事をおすすめします。
【無料レンタルサーバー比較表】
初心者向けレンタルサーバーの登録の仕方は大体どこも同じで、新規登録すると仮登録のメールが登録の際に記した自分のメール宛に届きます。
そのメールから本登録のページに進んで登録すれば完了です。
※本登録完了のメールが届きますが、大切な情報が書かれているのでゴミ箱に入れないように。
細部は異なりますが登録の仕方は各サイトの「はじめての方へ」とか「FAQ」などに記されてますので、各サイトをよく読むようにしましょう。